シリコンバレーで就活してきた(1) ーシリコンバレーの就活についてー


去年の9月に共同創業したemosiv社を離れ、しばらくフリーランスとして色々な会社をお手伝いさせて頂いておりました。

emosivを離れてから、これからの進路を色々考えてましたが、やはりエンジニアとして働いている以上、一度シリコンバレーで働きたいと思い、思い立って今年の1月の1ヶ月間シリコンバレーで就活してきました。


少し期間が空いてしまいましたが、かなりガチで就活してきたのでこの際にしっかりとまとめようと思います。

シリコンバレーで就活してきたシリーズはこの記事を含め全3本立てで書きます。

第一弾のこの記事ではシリコンバレーでの就活における様々な前提について、

第二弾ではシリコンバレーでの採用プロセスについて、

第三弾では最後に今回の僕の就活の結果等について

を書きたいと思います。

 

なにをしたか

じゃあシリコンバレーで働こうと思って実際何をしたかというと、

– 正面から応募

– ネットワーキング

この二つです。

 

 

正面から応募

 

1. 英文レジュメとcover letterの作成

なんにせよ、まず英文のレジュメが必要です。 英文レジュメは妻のアメリカ人の友人に手伝ってもらいました。

レジュメに英語のミスなどあると良くないので、ネイティブチェックを通すことをオススメします。

英文レジュメの添削サービス等もあるようなので、そういったものを利用してもよいと思います。

また応募の際には、cover letterというものが求められます。

cover letterとは、自分がなぜその会社に行きたいのか、なぜ自分を採用する必要があるのか等のアツい思いのたけ自由に語る文章です。

optionalと書かれていますが、絶対に用意した方が良いです。

こちらはレジュメの様に完全に使い回すことが難しいので、何パターンか作成したり、本命に対してはきちんと時間をかけて作成すると良いと思います。

 

2. LinkedInプロフィール更新

次に出来上がったレジュメをもとにLinkedInプロフィールを更新しました。

LinkedInのプロフィールを使って応募できる会社も多いですし、多くの人に見られ、新たなチャンスが生まれる可能性もあるので必ずキチンと更新しておくことが必要です。

 

3. ポジションを検索

“(企業名) jobs”でググると応募ページが出てきます。

ググって調べたり、indeed.comなどから調べてみるのも良いです。

ただ、cybercodersの様にクライアント名が分からず、簡単に応募できてしまうタイプのものは、書類の条件で落とされてしまうことが多く成功確率が非常に低いので、直接企業に応募できるタイプのものが良いでしょう。(※あくまで僕の感想です)

 

 

ネットワーキング

サンフランシスコでは、DeNA時代の元同僚、ダイゴさんと岸さんの家に居候させていただきました。(ダイゴさん、岸さん本当にありがとう!!)

現地で豊富な人脈を持つダイゴさんを始め、色々な方に人を紹介してもらい(採用如何に関わらず)、現状を説明し可能であればまたどなたか紹介してもらうという形で色々な方とお会いすることができました。

本当に沢山の方にお世話になりました、ありがとうございました!

そうすると、直接面接に繋がることがあったりしました。

やはり紹介だと面接にたどり着ける可能性が高いです。

 

この様に応募自体は数えきれない程しました。

しかしその中でコンタクトが取れたのは10社くらいでした。

なぜそんなに成功確率が低いのかというと、当然僕の実績不足もあると思いますが、一番大きい理由はビザです。

 

 

ビザについて

有名な話かもしれませんが、最大の難関はアメリカの就労ビザです。

アメリカで働くには必ずビザが必要です。

ビザのない外国人はビザをサポートしてくれる会社を探さなければなりません。

自由度の高い一般的な就労ビザはH-1Bというものですが、これを取得するは非常に難しいのです。

ちなみに他にも幾つか就労可能なビザがあり、駐在の場合等、他のビザが該当するケースもあります。

ですので詳しくは移民弁護士とご相談の上、どのビザが自分に適しているかご検討ください。

 

 

H-1B

ソフトウェアエンジニアがアメリカで働く上で取得する一般的な就労ビザです。

4月に応募が始まりますが、一年間に発行できる数が限られており、しかも実際に就労開始できるのは10月以降になってしまいます。

さらに近年応募が非常に増えており、4月の募集開始から数日で閉め切られてしまい、さらにその中から抽選が行われます。

ですので、抽選という不確実性と、6ヶ月の期間をどうやって乗り越えるか、ということを考えなければなりません。

しかしこのビザがあれば転職することも出来ます。

 

 

という訳でシリコンバレーで働くというのは非常に難易度が高いです。

やはりビザのない人と同レベルのスキルを持ったアメリカ人がいたら、そっちを採用するに決まってますよね。

絶対に自分を採用しなければならないという、突出した理由がないと難しいでしょう。

 

次回は実際にいくつも面接を受けた経験から、どういった採用プロセスになっているのか、ということをご紹介したいと思います。